WP Super Cacheを使わない理由
WordPress のプラグインをいろいろ試しています。で、 WP Super CacheというWordPress の記事をキャッシュし、ページの表示(レンダリング)を高速化するプラグインがあり、これをちょっと使ってみましたが、すぐやめました。
理由
- 大して高速化した気がしない
精密に計測したわけではないのですが、体感的に、どうも高速化していない気がします。設定やほかのプラグインとの兼ね合い(相性)もあるのでしょうが、通信速度でいうとISDN(←古い)からADSLにかえたときのような劇的さがありません。他のブログ等のWP Super Cache関連記事にアクセスしても、表示が速いと感じたところはありませんでした。
- 新着記事へのリンクが張られない
新しく記事を投稿してもキャッシュ化された古いページに新しい記事へのリンクが張られるのが遅いです。関連記事への対応も遅いです。キャッシュ自体が静的なページなので、キャッシュが更新されるまでは仕方がないのですが、ちょっとどうかなと思います。
- 設定が複雑すぎる
これが最大の理由になるのかなと思います。そもそもWordPress(CMS)を利用する理由は「サイトの構築や設定や更新が楽」ということに尽きます。これに反するようでは、一からページを作成したほうがましです。SEO施策にしてもそのほうが(効果は別にして)きっちり把握しながらできます。プラグインやデザインカスタマイズに膨大な時間をかけてWordPressサイトをベストな形にするというのは本末転倒な気がするのです。
ウェブページを一からつくれない人が裏方の設定やレイアウトを気にせず簡単に記事やリンクを更新でき、簡単に機能を追加できなければCMSの存在価値はないのではないかと思います。
ということで、本当に簡単便利なプラグインをまた探して試して、よかったらお勧めしていきます。何かいいレンダリング高速化プラグインがあったら教えてください。
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